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空には輝く満天の星
自分の存在が埋もれてしまうかと思った



午前1時。
教団の皆が寝静まっている時間。
私は自分の部屋を抜け最上階のベランダで星を見ている。


こうしていると綺麗な星が汚い心を洗ってくれる気がする。
今ではこれがすっかり私の日常。
此処だったら誰にも見つからないし
気楽で居れる。







「綺麗・・・」
なんだかいつもより星が多い。
黒くうずまっている闇が少なくて気分が良くなった。




「ほんとさ。いつもはこうゆうのを見てんのか〜」



どこからか聞こえる声。
大体予想は尽く。
間違いなくラビだ。


「ラビ。こんなとこで何やってんの?」
「んー気が向いたから夜散歩。そしたらが居たもんでびっくりさ」
「そっか」


ラビはよいしょと言っての横に座った。

あんまり来て欲しくなかった。
ラビがつまんないって言って傍を離れていくのを考えると
どうしよもなく寂しいから。
そう思っている自分がやけに情けない。



「なんか嫌ー!!」
「うおっ?!どうした?」

さっき思っていたイライラが堪えられなくなって
思わず立ち上がってしまった。
なんか馬鹿みたい。


「何でも無いです。」

しょぼくれている私に対してラビは笑っていた。


なんか可愛いさー。」
「貴方の思考回路が複雑で分かりません!可愛くなんかないよ!」
「なんでさ?なんか1人でモヤモヤしてて小動物みたいだった!」
「フォローになってない。」


ラビは絶対乙女心って言う奴がわかっていない。
好きな人にそんなこと言われるをすごく困る。
向こうは軽い気持ちなのに本気で取ってしまう。
自惚れるなよ自分。


また私が考え事をしていると
ラビが何かをみつけたみたいだ。


今見た?!しゅーんって!!」
「はいはい。なんですか」
「ほら上見てみ?流れ星さ!」

が上を見るとそこには幾多の流れ星が線を描き流れていた。
今まで毎日見てきたがこんなことあったけ・・・
私は流れ星にこの戦争が早く終わりますようにと願った。


「なぁ。何お願いした?」
「この戦争が早く終わりますようにって言っといた。ラビは?」
とずっと一緒に居れますようにってさ!」




ニコニコしながら平然と言って退ける。
顔が熱くなる。


「あら〜ちゃんお顔赤いですよ。」
「あんたのせいだよ。あれだろまた冗談言ってんだろ。私は負けんぞ。」
「ひどっそんなことないさ!!」

必死に弁解しているラビ。
それを見てなんだか意地張ってる自分が馬鹿らしかった。

「・・・私もラビとまたこうゆう風に2人で居れたらなって思うよ。」
「あっ素直になった。」
「その言い方むかつくんですが?」









空には輝く満天の星
自分の存在が埋もれてしまうかと思った

だけど貴方がいるから私は自分を証明できるよ

広いこの空で




流れ星にの?



                 
(優しい風、貴方への思い、ずっと続きますように・・・)